本部町のカツオ

本部町は昔からカツオ漁で有名です。同町のカツオ漁は、夏の訪れを告げる風物詩。毎年4月中旬~10月下旬にかけてカツオ漁が行われています。 4月末から5月中旬にかけては、鯉のぼりならぬ「かつおのぼり」が渡久地港に50匹飾られ、子供たちの健やかな成長とカツオの豊漁を願います。 5月にはトロカツオが食べられ、本部町営市場まちぐゎーにある『荻堂鮮魚店』では小さな「カツオのぼり」を店先につるして、入荷を教えてくれます。 食べ方はニンニクの効いた「かつおのたたき」ではなく、味噌和えが本部流。味はピリ辛味噌だれ(味噌、シークワーサー、島唐辛子、泡盛をブレンドしたもの、道の駅 許田で販売している)もあれば酢味噌だれのものもあるようで、一般的には赤味噌にコーレーグースを混ぜて作るようですが、家庭によって異なるようです。 そして、そこに「キュウリ」をいれて和え、ハワイのポキを思わせる食べ方です。 また鮮魚店でも味噌だれを販売してるようで、ニンニク味噌ダレが美味しい「なかち鮮魚店」もオススメです。

本部町のアセロラ

30粒ほど入って150円@かりゆし市2011年7月2日

1958年に沖縄熱帯果樹の父、ヘンリー仲宗根氏が8本の挿し木を持ち込んだのが日本で最初のアセロラだそうです。 温暖な気候でないと栽培できないことと、収穫後2~3日で傷みはじめるというデリケートな側面があるため、お取り寄せなどはなかなかできないようです。驚くことに、ビタミンCの含有量は100g中1700mgもあり、果実の中ではビタミンCの王様といわれています。ちなみに本部町ではアセロラのことを愛称をこめ「アセローラ」と呼んでいます。アセロラの果実を実際に食べると分かるのですが、想像していた味とはずいぶん違う、と感じるはずです。 アセロラの味といえば、私たちは、広く市販されているアセロラジュースの味を思い浮かべることと思いますが、これは、加工してジュースにしているため、本来の味とは、かなりかけ離れた味になっているのです。ベトナムあたりでは生果実に塩を振りかけて食べているそうです。 沖縄で生のアセロラを楽しんで見ませんか?

冷凍アセロラ、ジュースなどの情報
アセロラ狩り